おでかけ!ゆるオタおじさん

30代のゆるオタおじさんによる、寺社めぐりを中心としたおでかけブログ

MENU

のぼれ男坂!東京都港区愛宕【愛宕神社】で出世運アップ!

東京都港区にある愛宕神社(あたごじんじゃ)に参拝してきたので紹介します!愛宕神社には徳川家光公の期待に応えた武将の出世にまつわるエピソードが残っており、出世運アップの神社として人気があります。また、愛宕神社は東京23区内の自然山の中では最も高い山の頂上に鎮座しています。

御由緒

1603年、慶長8年、江戸に幕府を設く徳川家康公の命により防火の神様として祀られました。
慶長15年、庚戊本社をはじめ、末社仁王門、坂下総門、別当所等将軍家の寄進により、建立されました。祭礼などには下附金を賜るほど、当時の幕府の尊崇は篤いものでした。
その後江戸大火災で全焼してしまいましたが、明治10年、9月に本殿、幣殿拝殿、社務所の再建がなりました。
大正12年9月1日、関東大震災に、昭和20年5月24日帝都大空襲により太郎坊神社を残し社殿は焼失しましたが、昭和33年9月、氏子中の寄付により、御本殿、幣殿、拝殿などが再建され、現在に至ります。

愛宕神社公式ホームページより

 

御祭神・ご利益

御祭神

愛宕神社の主祭神は、火産霊命(ほむすびのみこと)という火の神様で、一般に愛宕様と呼ばれています。神社名の由来ですね。

火産霊命の他、配祀神として、罔象女命(みずはのめのみこと)という水の神様、大山祇命(おおやまづみのみこと)という山の神様、大和武尊(やまとたけるのみこと)という武徳の神様、さらに将軍地蔵尊普賢大菩薩が祀られています。

神社なのにお地蔵様…?と思って調べてみると、神仏分離令(日本古来の神道と仏教を分けましょうという発令)より前は、愛宕様の火の信仰と地蔵信仰の結びつきが強かったためのようです。

 

ご利益 

  • 火に関するもの、防火、防災
  • 印刷、コンピュータ関係
  • 商売繁昌
  • 恋愛、結婚、縁結び 

参拝記録

では、愛宕神社の紹介です。

余談ですが、新年から寺社を数社ほどめぐっていますが、毎回天気が良くて何よりです。日頃の行いが良いおかげですねw

 

出世の階段

神社入り口です。写真を撮る時に防火水槽の案内板がどうしても写ってしまうんですが、ここは愛宕神社防火防災のご利益がある神社なので、これはこれでマッチしているのかと思いますw

f:id:gajuwo:20180111230903j:plain

 

男坂こと、出世の石段前の鳥居です。

f:id:gajuwo:20180111230905j:plain

 

出世の石段に残るエピソードはこのようなものです。

徳川家光公ムチャ振りご期待に応えるべく、武士のひとり曲垣平九郎馬でこの階段を登り、見事に山の上にたどり着き梅の枝を手折って戻り、その枝を家光公に献上しました。

このことから曲垣平九郎の名は全国に知れ渡り、出世を果たしたことから、出世の石段と呼ばれることになったそうです。

f:id:gajuwo:20180111230908j:plain

 

ではさっそく出世の石段をのぼっ……

f:id:gajuwo:20180111230909j:plain

のぼ…

f:id:gajuwo:20180111230911j:plain

 

想像していたものよりも段数もあり、傾斜も急でした…。

手すりにつかまって登ったほうが安全ですね。

心の準備をしていなかったのでちょっとあせりましたが、頑張ってのぼります!

f:id:gajuwo:20180111230914j:plain

 

なんとか踏破!階段上から見下ろすとこんな感じの眺めです。

f:id:gajuwo:20180111230915j:plain

 

鳥居

呼吸をととのえつつ、参拝の続きです。

こちらが一の鳥居です。階段前にも鳥居がありましたが、こちらが一の鳥居のようですね。

f:id:gajuwo:20180111230916j:plain

 

一の鳥居をくぐって、左側に手水舎があります。

f:id:gajuwo:20180111230918j:plain

 

次にあるのは丹塗りの鳥居です。拝殿はこの奥です。

f:id:gajuwo:20180111230944j:plain

拝殿

愛宕神社の拝殿です。

f:id:gajuwo:20180111230930j:plain

f:id:gajuwo:20180111230923j:plain

 

拝殿への参拝列に並んでいる時、左側に招き石がありました。しっかりと撫でました。

f:id:gajuwo:20180111230931j:plain

梅の木

参拝も済んだので、境内を見てまわります。

こちらが曲垣平九郎が枝を手折ったとされる梅の木です。真正面の枝が折られているように見えるんですが、ここですかね~。

f:id:gajuwo:20180111230926j:plain

 

観光地名物、顔はめパネル発見!これでアナタも曲垣平九郎になろう!

f:id:gajuwo:20180111230927j:plain

というか、馬まで顔はめパネルにしなくても…w 

 

こちらが地蔵菩薩像ですね。愛宕様と信仰の結びつきが強いため祀られています。

f:id:gajuwo:20180111230925j:plain

境内社

太郎坊神社です。天孫降臨の際に道案内をされた天狗で、開拓・旅行等の守護神だそうです。

f:id:gajuwo:20180111230936j:plain

 

こちらは福寿稲荷社

f:id:gajuwo:20180111230939j:plain

 

恵比寿大黒社です。恵比寿様と大黒天が一緒に祀られているんでしょうか。

f:id:gajuwo:20180111230941j:plain

 

弁財天社もありました。

f:id:gajuwo:20180111230950j:plain

 

愛宕神社には池があり、その池に児盤水の滝という、平将門の乱にまつわる伝説の残るスポットがあります。

f:id:gajuwo:20180111230932j:plain

 

一通り境内を見てまわったので愛宕神社を後にします。帰りは女坂を降りることにします。

せっかく出世の石段を登ってきたのに、降りちゃいけない気がして…。あと、男坂は傾斜が急でこわいので…

f:id:gajuwo:20180111230956j:plain

f:id:gajuwo:20180111230957j:plain

 

御朱印

愛宕神社の御朱印です。御朱印は、恵比寿大黒者の横にある授与所でお受けできます。300円お納めしました。

f:id:gajuwo:20180113094221j:plain


所在地・アクセス

所在地  東京都港区愛宕1-5-3

アクセス 

      • 地下鉄日比谷線「神谷町駅」から徒歩5分
      • 地下鉄銀座線「虎ノ門駅」から徒歩8分
      • 都営三田線「御成門駅」から徒歩8分
      • JR「新橋駅」から徒歩20分

 

愛宕神社には、駐車場もありました。白線が引かれている駐車スペースは10台分ぐらいだったかと思います。駐車場には、大通りにあるこちらの入口から進んでください。

f:id:gajuwo:20180111230900j:plain

 

愛宕神社の参拝記録でした!

愛宕神社へ参拝したのは、1月上旬の平日昼間でした。

商売繁昌を祈願するためだと思いますが、スーツ姿の団体さんが数組、ご祈祷を受けていました。

また、一人で参拝しているスーツ姿の方もいらっしゃったので、こちらは出世祈願でしょうか。

私は参拝する前は、長い階段があるよ、東京都で一番高い自然山の上にあるよ、ぐらいの情報しか知らない状態で参拝したのですが、実際に参拝してみて、曲垣平九郎が手折った梅の木児盤水の滝など、興味深いスポットが多くありとても楽しめました。

これからは、事前にもっと調べてから参拝しよう…。

 

あと、神社で飼っているのだと思いますが授与所の中にはワンちゃんもいて、かわいかったですw

f:id:gajuwo:20180111230946j:plain