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良夢札で夢をかなえたい!東京都中央区日本橋【松島神社】への参拝

今回は 日本橋の松島神社(まつしまじんじゃ)の紹介です。日本橋七福神めぐりのスポットのひとつであり、また、ビル1階の奥まった部分に鎮座している珍しい神社ですよ。また、良夢札という授与品が人気を集めています。

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松島神社の御由緒

参拝した際にいただいた、松島神社の御由緒書を参考にまとめていきます。

松島神社の創立年については、当時の記録書物は大震災や戦災ですべて無くなってしまったため定かではありませんが、言い伝えによると1321年(鎌倉時代おわりごろ)以前と推定されています。

昔、松島神社があった場所は入り江でした。

その頃、柴田家の祖先が下総の国から入り江にあった小島に移り住み、邸内に神様を祭り、灯りをともしていました。

この灯りは、航海の安全のために役立ったそうです。

1585年(天正13年)、住民の希望により、柴田家の邸宅を公開し自由に参拝できるようにしました。この邸宅のあった小島は松の木がうっそうと生い茂っていたため、松島稲荷大明神と呼ばれるようになりました。 

明治7年に松島稲荷神社の名称となり、村社(そんしゃ。村の鎮守の社)として扱われるようになります。

松島神社という名称となったのは、大正5年に改称されてからです。

松島神社の御祭神・ご利益

御祭神

  • 稲荷大神(いなりおおかみ)
  • 伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
  • 伊邪那美神(いざなみのかみ)
  • 日前大神(ひのくまのおおかみ)
  • 北野大神(きたのおおかみ)
  • 手置帆負神(たおきほおいのかみ)
  • 彦狭知神(ひこさしりのかみ)
  • 淡島大神(あわしまのおおかみ)
  • 八幡大神(はちまんおおかみ)
  • 猿田彦神(さるたひこのかみ)
  • 琴平大神(ことひらのおおかみ)
  • 天日鷲神(あめのひわしのかみ)
  • 大宮能売神(おおみやめのめかみ)
  • 大国主神(おおくにぬしのかみ)≒大黒神

御祭神多すぎ!なんと14柱の御祭神を祀っています。

なぜ14柱もの神様を祀っているのかというと、その昔この付近を埋め立てて武家屋敷を作るために、日本各地から設計建築のスペシャリストが集められ、そのまま住居を構えました。

その際、町の中心にあった松島神社(当時は松島稲荷)に、それぞれの故郷の神々を祀っていただくよう頼んだためとされています。

ご利益

14柱もの神様を祀っているので、ありとあらゆるご利益がありそうですが…w

松島神社は日本橋七福神めぐりのスポットのひとつなので、大国主神(大黒神)を例としてあげると、商売繁盛豊作子孫繁栄等のご利益があげられます。

なお、大国主神は、大国⇛ダイコクとも読めるため、ヒンドゥー教に由来する大黒天と同一視されるようになったそうです。 

松島神社の境内写真

松島神社への参拝開始です。松島神社はビルの1階部分の奥まった部分に鎮座しています。

松島神社の鳥居です。

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鳥居から入ってすぐ右にある手水舎でお清めして…

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では参拝!と思ったら急に団体さんがw

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団体さんが参拝を済ませ、左にある授与所で御守を選んだりしているスキに颯爽と参拝しました!こちらが松島神社の拝殿です。

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参拝を済ませ、左に目をやると、七福神人形の展示がありました。

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七福神の人形、種類豊富ですね。ほしくなっちゃう…!部屋とか玄関に飾りたいw

 

あと、鳥居の後ろにあるです。とくに説明書はなかったのですが、松の木は、御由緒のとおり松島神社の象徴ですから、境内にあるのは必然ですね。

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松島神社の良夢札

松島神社で人気のある授与品は、良夢と書かれた札です。

こちらの良夢札は、マスコミに掲載され、人気を集めるようになったとのことです。

良夢札は、枕の下に入れて眠ると良い夢を見ることができるとされています。

また、良い夢を見ることができたら、あらためて松島神社へ持参し、祈願してもらい、正夢になるまで待つ、というのが良夢札の使い方です。

…この情報を事前に知っていたら、絶対に入手したはずなのですが…。

次回参拝したときには入手したいです。入手したら追記しますね。

松島神社の御朱印

こちらが松島神社でお受けできる御朱印です。

2種類あり、それぞれ500円でお受けしました。

 

松島神社の御朱印です。

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次に、日本橋七福神の大国神の御朱印です。

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松島神社の所在地・アクセス

所在地  東京都中央区日本橋人形町2-15-2

 

アクセス

  • 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」徒歩2分
  • 東京メトロ日比谷線「人形町駅」徒歩5分
  • 都営地下鉄浅草線「人形町駅」徒歩7分

専用の駐車場は見当たりませんでした。参拝の際は電車を利用するか、近隣のコインパーキングを利用すると良いと思います。

私は水天宮を参拝したあと重盛の人形焼を堪能してるうちに到着したので、水天宮からは本当に目と鼻の先ですよ。

 

 

14柱もの神様を祀っていることや良夢札のことも興味深かったのですが、私としては、拝殿のある場所が印象に残りました。

デパート等で、ビルの屋上に神社があるのはみかけたことがありますが、1階の奥まった部分にあるのは珍しいように思います。

もし、道路に面した鳥居が無かったら、失礼ながらも気づかずに通り過ぎてしまいそうですね。

都会の神社はいろいろな様式があるんだなぁ、としみじみ。

なお、日本橋の寺社めぐりをしている際にたまたま見つけたとある神社も、風変わりな場所に鎮座していました。こちらの神社も後日紹介していきたいと思います。

松島神社があるビルは1994年に建てられたもののようですが、ビルが建つ前の社殿はどのようなものだったのかも気になりました。ちょっと調べてみようかなぁ…。

 

日本橋七福神巡り、次に向かったのは末広神社です。

 

www.odekake-yuruota.com

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