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東京都日の出町【寳光寺】への参拝~新たな大仏建立を果たした曹洞宗の寺院~

こんにちはガジュヲです。今回は、東京都日の出町にある寳光寺(ほうこうじ)へ参拝してきました。寳光寺は、平成30年春、鹿野大仏(ろくやだいぶつ)という新しい大仏様が完成したばかりの、寺社めぐり界隈では今後話題になるであろうお寺です。

 

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寳光寺の御由緒

寳光寺を開山したのは、以船文済大和尚(いせんもんさいだいおしょう)という僧侶です。

寳光寺の前身は、天台宗菩提院といいますが、1300年頃に領地は没収され廃れてしまいました。

しかし、文明10年(1478年)、以船文済大和尚がこの菩提院を再建し、曹洞宗の寺院としてこの寳光寺を建立しました。

 

寳光寺は、天保13年(1842年)以後、3度の火災にあい、現在の総門を除くほとんどの建物が消失してしまいました。

火災の都度、本堂は復興されていましたが、社会情勢等の諸事情により最後の火災から70年の間、七堂伽藍の再建は成されませんでした。

なお、七堂伽藍というのは宗派によって諸説ありますが、広義的には、寺院の活動に必要な建物、設備をいいます。

32世住職である禅岳昭道大和尚が、江戸時代の図面を基にして、七堂伽藍の再建を誓い、お寺と檀家による復興建設委員会が結成され、着々と工事が進んでいきました。

そしてついに平成13年(2001年)、山門の完成とともに、七堂伽藍の復興が成し遂げられました

さらに、32世住職禅岳昭道大和尚は生前より鹿野大仏の建立を願っており、ついに平成30年、完成しました。

寳光寺の宗派

  • 宗派 曹洞宗
  • 山号 塩澤山(えんたくさん)

なお、御本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。

曹洞宗の御本尊は、本来であればお釈迦様ですが、これは、改宗前の天台宗だった頃の御本尊をそのままお祀りしているためです。

宗派は異なるものの、以前からお寺をずっと守っている御本尊を粗末にはできないとの考えです。

寳光寺の境内写真

寳光寺に到着しました。

ちなみに私はJR武蔵増戸駅から徒歩で30分ほどかけてきました。

普段だったら30分くらいだったら平気ですが、全く知らない道を歩くのは、道があってるのかの不安感も相まって少々つかれますね~。

バス等を利用する方法もあるのに何故歩くかって、そりゃあダイエットですよ、ダイエット。

 

少し休んで体力を回復させた後、寳光寺総門をくぐって参拝スタートです。

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御由緒によれば、総門は火災で焼失せず、古来からのものがそのまま現存していることとなりますね。境内の他の建物には見あたらなかった、貼られた千社札が歴史を感じさせます。

 

総門手前には六地蔵も並んでいます。

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総門をくぐると、左右に羅漢様の像が並ぶ参道です。

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羅漢様、それぞれ個性的なポーズで見ていて楽しいですね。

ちなみに私のお気に入り羅漢様はこちらですw

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さらに参道をすすむと、山門が見えてきます。

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立派な山門ですね。平成13年(2001年)の完成とのことでしたが、見た目にはもっと古くからあるような貫禄を感じました。

こちらの山門の上部には、百体の観音像が祀られているそうです。その中央には本堂再建以前の御本尊を安置しています。

 

山門をぬけると正面に本堂が見えてきました。

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扉を開くと御本尊を拝観できます。

こちらに祀られている御本尊は、本堂を再建する際に新しくお迎えしたものです。

 

こちらの石碑は、本堂再建を記念、七堂伽藍の再建祈願として建てられたものです。

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こちらは鐘楼堂。昭和56年(1981年)に完成しました。

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鐘楼堂のすぐ近くには庭園もありました。こちらは鐘楼堂の後に作られたものです。

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境内の散策を堪能したので、次は鹿野大仏へ向かいます。

寳光寺鹿野大仏

鹿野大仏は、平成30年春、新しく完成した大仏で、多摩地域では最大規模の大仏です。

大仏建立は32世住職である禅岳昭道大和尚の長年の願いでしたが、その意志を継ぎ、ついに完成となりました。

鎮座している場所は、寳光寺境内から出て、小高い山を歩き、15分ほどの位置です。

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寳光寺御朱印

御朱印なのですが、境内にお寺の関係の方をどなたも見かけなかったので、いただけるのかどうか確認できませんでした。

ネット検索しても、とくにヒットしなかったので、現在はいただけないのでしょうか…。

鹿野大仏が完成したことですし、もしかしたら今後、いただけるようになるかもしれませんね。

寳光寺の所在地・アクセス

所在地  東京都西多摩郡日の出町平井3392

 

アクセス

 

 

寳光寺の参拝のきっかけは、出かける支度をしていた時に流していた朝のニュース番組がきっかけでした。

たまたまその日は有給休暇をとっていて、別の地域の寺社めぐりを計画していたのですが、「鹿野大仏が本日公開初日です」ということをニュースで知り、急遽予定変更した次第ですw

参拝してみて、もちろん大仏様はすごく大きく新品ピカピカで見事でしたが、寳光寺境内の立派な建物、羅漢様など見どころはたくさんありました。

また、お寺の復興、七堂伽藍の再建の逸話も調べていくうえで、すごく興味をひかれました。32代住職、禅岳昭道大和尚の七堂伽藍再建への熱い思い、素晴らしい…!