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【鹿野大仏】への参拝~東京都多摩地区に新しく完成した大仏様~

こんにちはガジュヲです。東京多摩地区に完成した新しい大仏様、鹿野大仏(ろくやだいぶつ)を参拝してきました。偶然にも休暇をとっていて、公開初日の平成30年4月11日に参拝できました。

 

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鹿野大仏の縁記

寳光寺は、もとは天台宗菩提寺として始まりましたが、一度は廃れてしまいました。

その後、以船文済大和尚により曹洞宗の寺院として改宗・復興されましたが、度重なる火災により総門だけ残り、他の全ての建物が焼失しました。

32世住職の禅岳昭道和尚は檀信徒と協力し、境内の建物(伽藍)の復興を成し遂げ、現在に至っています。

大仏の建立は、人々が穏やかで平和でいられることを願う禅岳昭道和尚の長年の希望でした。

その意志を継ぎ、建設委員会が発足され、建立場所の設定や名称などが検討され、建立地の山の名称を鹿野山大仏様の名称を鹿野大仏と決定しました。

鹿野大仏は、戦後数十年を過ぎた今でも祖国に戻れない戦没者、天災地変により亡くなられた諸々の霊、東日本大震災において未だ行方のわからない多くの方々のご冥福を祈り、近隣地域のみならず、全ての人々の平和と安全への願いを込めて建立されました。

 

さらに、大仏建立は宗派・御本尊の関係もあるようです。

現在、寳光寺は改宗前の天台宗菩提寺の頃の御本尊である聖観世音菩薩を祀っています。

寳光寺曹洞宗の寺院なので、信仰の対象である釈迦如来を祀りたいという気持ちがありました。

多摩地域の守る仏様としての意味合い、さらには寺の御本尊とともに釈迦如来をお参りしていただきたいとの考えのもと、大仏様を建立した経緯があるそうです。

 

なお、鹿野という名称の由来ですが、これは室町時代にさかのぼります。

当時、寳光寺の境内地に湧き出る泉で野生の鹿が傷を治している様子を以船文済大和尚が気づき、人々にも役立てようとその泉を鹿の湯と名付けました。

鹿の湯には明治初頭まで各地から湯治客で賑わい、多摩七湯の1つに数えられていました。

この鹿の湯が、鹿野の由来となっているそうです。 

鹿野大仏データ

鹿野大仏の仏名、大きさなどのデータです。こちらのデータはいただいたパンフレットの記載に準拠しています。

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こちらのパンフレットも、大仏様の写真を使っているので、出来たてだと思います。

  • 仏名  釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)
  • 仏身高 12m
  • 総高  18m(台座含む)
  • 蓮華座 3m
  • 膝幅長 10m
  • 目長  0.8m
  • 口長  0.8m
  • 耳長  2m
  • 重量  60t

 

釈迦牟尼如来(=釈迦如来)は仏教の開祖である釈迦を敬う呼び名で、曹洞宗の御本尊とされています。

当日の朝に観た番組で、鎌倉の大仏を超える大きさと報じていましたが、鎌倉の大仏は像高が約11mとのことですので、1mほど鹿野大仏のほうが大きいようです。

鹿野大仏への参拝路

寳光寺境内から、大仏様までの参拝路を紹介します。

てっきり、境内もしくはすぐ隣の敷地ぐらいに鎮座されているかと思っていたんですが、思ったより歩く&山登りの必要がありました。

武蔵増子駅から歩いてきた身体には、少々キビシイ現実w

 

寳光寺境内から向かうには、 併設された保育園横のこちらから出て左折します。

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霊園の管理事務所の前を通り、駐車場を抜けてそのまま進みます。

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正面の山頂に大仏様が見えました!

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特設テントでパンフレット配布とお土産の販売をしていました。

胡麻羊羹すみごろも」も数量限定販売していて、残り少なかったので購入。

帰りにのぞいたら売り切れていたので、行きに買ってよかったですw

 

大仏へ向かう参道(西参道)の入り口です。

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なお、大仏様の正面に位置する表参道は、現時点ではまだ工事中でした。

 

では、西参道をどんどん進んでいきます。

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道中、文献に残されている鹿の湯跡と祠を見つけました。

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数人、立ち入っている方がいらっしゃいましたが、たどり着くまでの道が工事中だったこともあり、ホントに入って良いのか不明だったので今回はやめておきました。

 

少しだけ、傾斜が増してきたような気がします。

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途中、野仏様もいらっしゃいます。

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大仏様にだんだんと近づいてきました。もう少しで到着ですね。

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あと一息です。このあたりは見晴らしもよく、また、ベンチもあります。

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道の左右の樹木はまだ植樹されたばかりのようで、今後キレイに落ち着いてくるであろうと思います。


大仏様の鎮座する山頂の少し手前には山神様を祀る祠があります。忘れず参拝。

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ついに大仏様の鎮座する頂上に到着です!

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西参道入り口から、時間にして10分ちょっと山を登った印象です。

手水舎もあります。まだ水はでてこないと思っていましたが、手をかざすと反応して水が出てくる、自動式でした。

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鹿野大仏の紹介写真

では、大仏様の写真をどんどん載せていきますね。

 

まず正面からぐるっと。鈍く光るお姿、すごくカッコイイ…!

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後ろ姿、逆光ですが太陽光がいい感じに差していて、なんとなくカッコよく撮れている気がします(自画自賛)

 

御尊顔のアップです。離れて見ると優しそうに見えるのですが、真正面のアップは威圧感があって少し恐い印象を受けました。

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多くの参拝者(自分も含む)が大仏様を見上げていました。

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また、公開初日ということもあり、テレビ局の取材陣も来ていました。

 

こちらに並んで参拝をしました。花まつり(お釈迦様の誕生日を祝い、像に甘茶をかける仏教の行事)も行われていました。

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これは、お釈迦様の誕生日4月8日を祝うためなのか、もしくは新しい大仏像建立を祝ってのことなのか…、ご住職(らしき方)を見かけた時に聞いておけばよかった。

 

台座も新品ピカピカです。

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なお、扉はありますが鹿野大仏には現時点では内部へ入ることはできません

ご住職(?)が他の参拝者の方とお話されているときに立ち聞きしたのですが、これは、単純に建築許可がまだおりていないためとのことです。

10月頃に式典を行う予定で、その時までに許可がおりれば、式典を行う頃には内部へ入れる可能性があるともお聞きしました。楽しみに待っていましょう。

 

なお、台座にかたどられている御紋ですが、こちらは寳光寺の寺紋で、茶の実がモチーフとなっています。

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大仏様の正面からの景色です。

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見通しがよく、とても良い眺めでした。

観覧車が見えたので、おそらく東京サマーランドのものだと思います。

高台にあって眺めがいいのですが、そのぶん障害物がないので風がものすごく強い

帽子が飛ばされている方もちらほらいたので、日によっては注意が必要ですね。

 

大仏様のまわりをぐるぐるまわってみたり、いろいろな角度から眺めたりして1時間ほど満喫して鹿野大仏を後にしました。

胡麻羊羹すみごろも

特設テントで販売していた胡麻羊羹「すみごろも」を購入し、帰宅後に食べましたが、胡麻の風味がきいていてすごく美味しかったです!

 

こちらがすみごろもの外見です。包装は普通の紙ではなく、和紙のような素材で高級感がありました。

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珍しいのでしばらく手元にとっておこうと思います。

 

和紙から中身を抜き出すと、金色の包装に包まれていました。これは予想外w

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すみごろもを切って、数切れ並べてみました。名前の通り、表面も中身も墨のように真っ黒でした。

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価格は、大きいサイズは通常1,800円とのことでしたが、本日は特別価格で1,000円でした。

購入するときにもっとしっかり聞いておけばよかったのですが、検索してもすみごろもの情報が全くでてきません。

大仏完成を記念して、これから売り出す新商品だったのでしょうか。

 

鹿野大仏の所在地・アクセス

所在地  東京都西多摩郡日の出町平井3392

 

アクセス

 

 

偶然、休暇をとっていた日に新しい大仏様の公開初日にあたって、すごくラッキーでした。

本当は前日、というよりむしろ当日朝までは他の地域の寺社をめぐる予定で計画をたてていたのですが、出かける支度をしていた時に観ていた朝の番組で「鹿野大仏、本日9時より一般公開開始です」なんて聞いたもので、「あ、今日はこっちだな」ということで急遽予定変更しましたw

新しい大仏様の公開初日に参拝できるなんて、なかなか無い経験だと思うので、とても良い経験ができました!