平成30年元日、東京都大田区矢口・下丸子地域で行われている多摩川七福神めぐりを楽しんできました!多摩川七福神めぐりは平成26年に始まった、比較的新しい七福神めぐりです。七福神様が祀られている各寺社、巡拝ルート、お受けできる御朱印、色紙などを紹介しますね。
多摩川七福神めぐりとは
多摩川七福神めぐりは、平成26年(2014年)に新たに始まった七福神めぐりです。
七福神様が祀られている各寺社が所在する大田区のホームページでは、次のように紹介されています。
『まちおこし』として、町会・自治会、商店会が中心となり「多摩川七福神」が設置されました。新田神社の社務所で御朱印色紙を販売しておりますので一年を通して、「多摩川七福神パワースポット巡り」をお楽しみいただけます。矢口・下丸子地域には、新田義興にまつわる様々な逸話や史跡が残っており、関連の神社・仏閣を巡るコースとなっています。
大田区ホームページより引用
多摩川七福神のコース
東急多摩川線の武蔵新田駅から徒歩5分ほどのところにある新田神社で、まずは専用の七福神色紙を購入(1,000円)しましょう。
こちらの色紙に七福神様のスタンプを押して完成となります。
スタンプは、正月期間等は各寺社にも設置してあるそうですが、その他の期間は新田神社に7ヶ所分すべてのスタンプが用意されているようです。
ですので、お正月期間等以外は、各寺社にはスタンプが設置されていない場合があるので注意してください。
なお、色紙は新田神社でしか購入できません。
もちろん、「色紙なんて要らないよ、七福神様をめぐることに意味があるんだよ」というストイックな方はどの寺社からでも大丈夫です!
新田神社で色紙を購入した後は、各寺社をめぐることになりますが、モデルコースとして提案されている順番でまわるのが良いと思います。
こちらが多摩川七福神公式の周辺地図・チラシです
新田神社⇨頓兵衛地蔵⇨矢口中稲荷神社⇨氷川神社⇨延命寺⇨東八幡神社⇨十寄神社の順にめぐり、最後に新田神社に戻るルートですね。
コース寺社紹介
いよいよ多摩川七福神めぐり開始します。
雲一つない、いい天気で何よりでした。
新田神社~恵比寿~
こちらが多摩川七福神めぐりのスタート地点となる新田神社です。
こちらには、恵比寿様が祀られています。
すごい列になっていますが、実は元日の朝10時ちょうどに到着したので、初詣の皆様の列ですね(私も並んで参拝しました)
恵比寿様の像です。多摩川七福神の各寺社には、このようにかわいらしい七福神像がそれぞれ祀られています。
頓兵衛地蔵~布袋尊~
次は頓兵衛地蔵ですね。
駅方面へ戻りつつ線路を越えるルートで、新田神社からは徒歩8分ほどだったと思います。
こちらは布袋尊が祀られています。
こちらのお堂の中に、新田神社の恵比寿様の像と同様のかわいらしい像が祀られていますが、お堂の中をバシバシ撮影する度胸がなかったので、外観のみです…。
寺社の拝殿内や御本尊は撮影禁止なところが多いので…。
お堂の扉のすぐ近くにありますので、のぞきこめばすぐご覧になれます。
矢口中稲荷神社~福禄寿~
続いて、福禄寿を祀る矢口中稲荷神社です。
頓兵衛地蔵からは線路沿いに歩いて5分ほどです。
こちらのお堂の中に、福禄寿の像が祀られています。
氷川神社~大黒天~
どんどん行きましょう!
矢口中稲荷神社から駅方面へ戻るようにしつつ再び線路を越え、次は大黒天を祀る氷川神社です。
矢口中稲荷神社からは徒歩で7、8分ぐらいでしょうか。
延命寺~寿老人~
続いて、寿老人を祀る延命寺です。
若干道に迷ったせいで少しアバウトですが、氷川神社からは5、6分だと思います。
ちなみに私は方向音痴です、ご了承ください。
寿老人の像は、こちらのお堂の中に祀られていました。
日向であたたかそうにしているおじいちゃんは、おそらく寿老人とは無関係です。
こちらは自分としては珍しくお堂の中まで撮影していました。
東八幡神社~弁財天~
延命寺から多摩川方面へ向かって徒歩8分ほどで、弁財天を祀る東八幡神社へ到着です。
鳥居のすぐ手前に矢口の渡し跡の石碑がありました。
せっかくなので多摩川の土手にものぼってみました。思いっきり橋を撮影していますが、この位置からもう少し上流方向をみると、富士山が見えるそうです(公式マップに記載あり)
…どうして橋の方向を撮っちゃったのか…w
十寄神社~毘沙門天~
多摩川七福神めぐり、最終ポイントは毘沙門天を祀る十寄神社です。
読み方は、「とよせじんじゃ」とも「じっきじんじゃ」とも読まれるそうなのですが、近隣の方々はどう読んでいるのでしょうか。
東八幡神社からは、徒歩8分ほどですが、途中、細い道や交差点等が多いので注意してくださいね。
無事に七福神すべてをめぐり終えたら、スタート地点の新田神社へ戻りましょう。
十寄神社からはまっすぐに歩いて5分ほどです。
多摩川七福神の色紙を購入し、七福神めぐりに参加した記念として、おしるこorお神酒がいただけます。私は甘党なのでおしるこをいただきました。
全ての寺社をめぐったあとの糖分は格別ですね。
それぞれの寺社の参拝も楽しみつつ、すべて徒歩でまわってみたところ、1時間半ちょっとでめぐることができました。
公式マップでも約1時間20分ほどでまわれるとの記載もありますので、おおむねそのぐらいの所要時間のようです。
途中、コンビニが点在していますので、適度に水分補給や休憩をとりつつ楽しみましょうね。
御朱印と色紙
御朱印
お正月の三が日限定で、多摩川七福神の御朱印がお受けできます。
お受けする際、300円お納めしました。
受付の方にきいたところ、要望がとても多かったとのことで平成30年から新しく御朱印を用意したとのことです。
私は御朱印帳にいただきましたが、御朱印帳をもっていなくても半紙に書いてくださるようです。
なお、来年31年以降はお受けできるのかはまだわかりませんので、公式情報をよく調べるようにしましょう。
…余談ですが、私が巡拝を開始したのが平成30年元日の10時すぎ、すべてめぐって新田神社に戻ってきたのが12時少し前なので、すべてめぐってから御朱印をお受けした人の中では、もしかしたら私が1番乗りなのではないかとw←プチ自慢
多摩川七福神色紙
こちらが多摩川七福神をめぐる際の専用色紙です。
もともとは題字、七福神様のイラスト、お名前が書かれている状態ですが、自分でスタンプを押して完成させていきます。
スタンプはお名前の上でも横でも好きな位置でいいのではないかと思います。
御朱印カード
アニメや漫画が大好きな私としては、この御朱印カードがとても気になっていましたw
他の七福神めぐりには、こういった趣向のものは無いかと思います。
値段は、通常は色紙とセットで2,000円とのことですが、私が巡拝したお正月期間は、特別に100円でした。特別価格すぎる!これ、原価割れしてません…?
サイズは、CDジャケットサイズです。
中身は、七福神様それぞれのイラストで、裏側は七福神様の由来等が書かれています。
私が個人的に特にお気に入りなのは、寿老人と布袋尊です。
寿老人、かわいいですね。絶対、語尾が「~じゃ」「~のじゃ」ですね。
布袋尊の強者感がすごい…。本気になったときは目が開くに違いないですね。
私が巡拝した多摩川七福神めぐりの紹介でした!
平成26年(2014年)に新しく始まった七福神めぐりとのことで、アニメイラスト調の御朱印カードといった新しい試みや、御朱印があったら嬉しいといった要望を取り入れるなど柔軟性、何より七福神めぐり受付の皆さんが、私を含め巡拝者にとても丁寧、かつ熱心に対応してくださっているのが記憶に残りました。
今後も、多摩川七福神めぐりに素晴らしい展開が起こるよう期待しています!