日本橋人形町周辺の神社で開催されている七福神めぐりを楽しんできたので紹介していきます。日本橋七福神めぐりは、日本で一番短い距離で周れる七福神めぐりとも言われていて、距離的には休日の散歩にちょうどいいです。巡拝コースの他、授与品、実施期間等についても紹介していきますね。
日本橋七福神めぐりとは
日本橋七福神めぐりとは、正式には日本橋七福神詣といい、日本橋人形町周辺に鎮座する七福神を祀る各神社を巡拝するものです。
特徴としては、他の七福神めぐりはコースに神社とお寺が混在していることが多いのですが、日本橋七福神めぐりの場合にはすべて神社で構成されています。
コースとなっている各神社が比較的近くに集まっていて、すべての神社をまわっても4kmほどの距離で、坂等も無く平坦な道です。
パンフレットには、日本で一番巡拝が短時間にできると謳われていました。
また、電車の最寄りの駅が人形町駅、水天宮駅、浜町駅などがあり、アクセスしやすいため、とても人気のある七福神めぐりです。
日本橋七福神めぐりの授与品
七福神色紙
対象となっている神社では、専用の七福神色紙にスタンプを押していただけます。
色紙は、2,500円で購入することができます。
色紙を購入後は、各神社のスタンプは無料でいただけます。
私は、今回はこちらの七福神色紙にスタンプをいただきながら巡拝しました。
また、購入時点で全てのスタンプが押されている揃い色紙もあるようです(同じく2,500円)
色紙を購入する際の注意点なのですが、対象となっている神社でも、色紙そのものは取り扱っておらず、スタンプを押すのみの神社もあります(茶ノ木神社では色紙の購入は出来ないようでした)
なお、スタンプは参拝列や御朱印の列に並ばなくて良いので、わりとすんなりといただくことができます。
七福神御神像・宝船
日本橋七福神めぐりでは、七福神の像、及び像を載せて飾る宝船を購入できます。
宝船は1,500円、御神像は各500円で、御神像のみの頒布は行っていないので、宝船とセットで購入する必要があるようです。
また、御神像7体と宝船がセットになった揃い宝船が5,000円で購入できるそうです。
七福神御朱印
対象の神社では、七福神の御朱印もお受けできます(各500円)ので、いただきたい方は御朱印帳も用意して巡拝すると良いでしょう。
なお、七福神の御朱印は、通年お受けすることができます。
日本橋七福神めぐりの実施期間・コース
日本橋七福神めぐりの実施期間
元旦から1月7日まで実施されています。
時間は、午前9時から午後5時までです。
なお、色紙や宝船等は実施期間のみに限定されますが、実施期間以外でも七福神の御朱印はお受けできますし、休日の散策としても十分に楽しめそうです。
日本橋七福神めぐりのコース
日本橋七福神めぐりのコースとなっている各神社は、都営浅草線及び東京メトロ日比谷線「人形町駅」を中心として鎮座しています。
巡拝コースとなっている神社は次のとおりです。
- 小網神社
- 茶ノ木神社
- 水天宮
- 松島神社
- 末廣神社
- 笠間稲荷神社
- 椙森神社
この7社が公式な巡拝コースです。
さらに、色紙スタンプや授与品などの対象にはなっていませんが、併せて参拝する方が多い、寳田惠比壽神社を含めると、合計で8社をめぐることとなります。
日本橋七福神めぐりの公式ホームページは見あたりませんでしたが、人形町商店街協同組合のホームページに、ほぼ同様のコースを示した地図と神社の紹介がありました。
おすすめ散歩コースの七福神コースとして示されていました。
人形町商店街協同組合ホームページより引用
また、日本橋七福神めぐりのパンフレットを巡拝の際にいただくことができました。
こちらのパンフレットには、巡拝地図のほか、各神社の紹介、参拝期間や授与品リスト等が記載されていました。
このパンフレット、PDFファイルでネット配布していただけるとすごくありがたいのですが…。
なお、ご注意いただきたい点なのですが、日本橋七福神めぐりは短時間で各神社を巡ることはできます。
できますが…、実施されている正月期間は非常にたくさんの人であふれかえることを頭に入れて、巡拝を始めるようにしてください。
土日は特に混むと思われますので、できれば期間中の平日、早い時間帯から巡拝開始が理想的ですね。
小網神社は、参拝できるまで数時間かかりそうな列ができていました。
普段は無人の茶ノ木神社もすごい…。
椙森神社も境内に入りきれないほどの列でした。
ちなみに私は、平成30年の1月7日、七福神めぐり最終日に友人と一緒に巡拝したのですがどの神社も非常に混んでいて、満足に参拝した気になれなかったので後日のリベンジ(?)を誓い、2月にあらためて友人と各神社を巡拝しなおしましたw
日本橋七福神社めぐりの各神社紹介
日本橋七福神めぐりの巡拝コースとなっている各神社の紹介です。
どの神社から巡拝を始めても大丈夫なので、気になった神社から始めるか、ご利用の交通機関で決めても良いと思います。
私は、人形町駅に到着し、何も考えずに適当に改札を出たらA5出口だったので、小網神社から巡拝を始めることにしました(いきあたりばったりw)
私の巡拝の順番としては、小網神社⇨茶ノ木神社⇨水天宮⇨松島神社⇨末廣神社⇨笠間稲荷神社⇨椙森神社、そして最期に寳田惠比壽神社に参拝しました。
小網神社(福禄寿)
小網神社は、強運のご利益があるとされている神社で、福禄寿を祀っています。
正月期間と11月のどぶろく祭りの際に授与される、すすきで作ったみみずくが人気の授与品です。
茶ノ木神社(布袋尊)
茶の木神社は布袋尊を祀っており、近隣地域の皆さんからは、お茶ノ木として親しまれています。
普段は無人の神社ですが、七福神の布袋尊の御朱印は、七福神めぐりのコースとなっている他の神社でもお受けできるようです(末廣神社で案内をみかけました)
水天宮(弁財天)
水天宮は安産祈願のご利益で有名な神社で、弁財天を祀っています。
平成28年に社殿が新しくなって、とてもキレイな神社です。
ちなみに、弁財天を祀っているのは、社殿向かって左にある、こちらのお社のようです。
松島神社(大国神)
松島神社は、大国神を祀る神社で、枕の下に入れて眠ると良い夢がみれるという良夢札が人気のある授与品です。
末廣神社(毘沙門天)
末廣神社は勝運ご利益があるとされている神社で、毘沙門天を祀っています。
笠間稲荷神社(寿老神)
笠間稲荷神社は、茨城県に本社があり、東京日本橋の笠間稲荷神社は別社です。
寿老神を祀っています。
境内にあるお狐様が印象的でした。
椙森神社(恵比寿神)
椙森神社は恵比寿神を祀っています。
境内には、日本で唯一とされている富くじを讃える石碑があり、宝くじ当選を願う方が多く参拝されています。もちろん私もその一人ですが。
寳田惠比壽神社(恵比寿神)
寳田惠比壽神社は、神社名のとおり、恵比寿神を祀っています。
普段は無人のようですが、10月に行われるべったら市では大勢の人で賑わいます。
日本橋七福神の色紙スタンプの対象とはなっていませんが、寳田惠比壽神社は椙森神社からすぐ近くに鎮座していますので、ぜひ参拝してみてください。
以上、日本橋七福神めぐりの紹介でした。
アクセスもしやすく、(正月期間以外は)徒歩で2時間ぐらいでまわることができるので、気軽に巡拝できますよ。
また、人形町周辺は、七福神めぐりのコースとなっていないものの、魅力的な寺社もたくさんありましたので、七福神めぐりに限らず、人形町周辺の散策はオススメですね。