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武蔵国の守り神、東京都府中市【大國魂神社】は人気の厄払い神社!人形流しも体験できます

久しぶりの更新になってしまいましたが、東京都府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)の紹介です!大國魂神社は武蔵国の総社であり、古来から現在まで多くの人々に崇敬されている神社です。また、大國魂神社には厄払いのための「人形流し」を体験できますよ!

 

大國魂神社の御由緒

大國魂神社の始まりは第十二代天皇である景行天皇の時代、西暦111年です。

それから時代が進み第三十六代孝徳天皇の時代、大化の改新(645年)のときに武蔵の国府をここに置くようになり、国司が派遣され、武蔵国内の祭務を総轄する場所となりました。

また、国司は国内の神社の巡拝、神事執行が業務のひとつとされていますが、その利便のため国内の主だった神を集め、一括して祀るということもしていました。このような神社を総社といいますが、大國魂神社は武蔵の国の総社となっています。

大國魂神社は六所宮とも呼ばれていますが、これは国内の著名な神を祀っていることに由来します。

祀られている神は次の6柱です。

  • 小野大神
  • 小河大神
  • 氷川大神
  • 秩父大神
  • 金佐奈大神
  • 杉山大神

こういった経緯から、平安時代以降は武蔵総社六所宮という社号を用いていましたが、明治4年(1871年)もとの大國魂神社と称するようになりました。

大國魂神社は古来より武蔵国はもちろん、関東一円にわたっていて、武将、大名も多く崇敬の対象としていたようです。

寿永元年(1182年)になると源頼朝が葛西三郎清重という家臣を使節として、妻の北条政子の安産祈願が行われました。

さらに、天正18年(1590年)、徳川家康が江戸城へ入場してからは、武蔵国の総社であるため特に崇敬され、社殿などの造営が進みました

大國魂神社の御祭神

大國魂神社の御祭神は、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)です。

大國魂大神は素盞嗚命(すさのおのみこと)の子にあたる神で、昔この国土を開拓し、人々に衣食住の道を授け、医薬やおまじないの方法を教えたと言われています。

国土開拓の際、大國魂大神は多くの困難を乗り越えて達成したとされていて、そのことから厄払いの神として崇敬されています。

さらに、御由緒でも触れた6柱の神、摂末社の神など、多くの神を祀っています。

大國魂神社の参拝写真

大國魂神社の参拝記録です。

参拝当日は小雨が降ったり止んだりしていたせいか、参拝者はあまり多くない印象でした。

大鳥居・参道

こちらが大國魂神社の大鳥居です!

大國魂神社は大鳥居の他にも数箇所入り口がありますが、大鳥居から入ろうとする場合、最も近いのはJR中央線です。

 

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立派な社標大鳥居ですね。

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大鳥居の手前には稲荷社が鎮座していました。

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大鳥居をくぐると、まっすぐ長い参道が続きます。

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参道の途中には、摂社として宮之咩神社(みやのめじんじゃ)が鎮座していました。

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宮之咩神社は御祭神として天鈿女命(あめのうづめのみこと)を祀っていて、芸能の神、安産の神として崇められています。

 

宮之咩神社を参拝した時にちょっと驚いたのが、穴をあけたひしゃくがたくさん納められていたことです。

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これは、安産祈願をして無事に願いが叶った際に、お礼として底がぬけたひしゃくを納める風習のためだそうです。

 

こちらが手水舎です。

獅子や龍の彫刻がカッコいいですね。

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手水舎の吐水口は向かい合った龍でした。

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随神門

 こちらが、随神門と呼ばれる大きな門です。

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 随神門は、平成23年に大國魂神社の鎮座1900年事業として改築されたものです。

中雀門

 随神門をくぐると正面に見えるのが中雀門という朱色の門です。

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こちらは随神門よりも古く建て替えられたもので、明治維新100年記念事業のとして昭和44年のものです。

 

随神門と中雀門の間には、1対の狛犬や、

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神楽殿や宝物殿がありました。

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拝殿

 中雀門をくぐってすぐ、こちらが大國魂神社の拝殿です!

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正面の扁額には「総社六所宮」の文字が書かれています。

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拝殿の右手には授与所があります。

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御朱印はこちらの社務所でお受けできます。デカデカと親切な案内板がw

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摂末社

 大國魂神社の社殿の周りにはぐるっと摂末社が祀られています。

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 社殿向かって左側から見ていきます。

 

まず最初にあるのは水神社(みずじんじゃ)です。

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主な御祭神は水波能売命(みずはのめのみこと)で、社名のとおり、水の神とされています。

 

次は松尾神社(まつおじんじゃ)です。

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御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)で、醸造の神とされています。

この地に祀られているのも、武蔵国の醸造家の願いによって京都の松尾大社より迎えられたのが始まりです。

 

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東京で醸造された地酒の酒樽も奉納されていました。

地酒はあまり詳しくないんですが、唯一「多満自慢」だけは知っていました。

友人の自宅が醸造元の石川酒造さんの近くにあるんですよね。

 

さらに先に進むと、少し奥まったところに巽神社(たつみじんじゃ)が鎮座しています。

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御祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)で、弁財天と同一神とされています。

 

本殿の裏手には樹齢1000年を超える大銀杏のご神木がありました!

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 いや~、立派です…!

 

社殿の右側にまわると鎮座しているのが東照宮です。

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東照宮といえば日光東照宮で有名ですね。御祭神はもちろん徳川家康公です。

大國魂神社の摂末社となっているこちらの東照宮は、徳川二代将軍の徳川秀忠の命により造営されたとのことです。

徳川家康公は、かつて府中周辺で鷹狩をされていたそうですよ。

 

最後にあるのは住吉神社大鷲神社です。2社が合わせて祀られているんですね。

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住吉神社の御祭神は表筒男命、中筒男命、底筒男命の3柱で、海上守護の神とされています。

大鷲神社は大鷲大神を祀り、開運の神とされています。

 

人形流し

大國魂神社では人形流し(ひとがたながし)というお祓いの一種を体験できます。

人形流しは「厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くための儀式」です。

 

大國魂神社の人形流しは、境内の休憩所の一角にそのスペースがあります。

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人形流しの方法は、記入スペースに詳しく書いてあるのでよく読んで行いましょう。

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この人形に名前を書いて、流すんですね。

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流すのはすぐ横にあるこの小川です。先に紹介した水神社の真後ろです。

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流すときのコツなんですが、流れに合わせてフワ~っと流すようにするとうまく流れる気がします。

実は、大國魂神社には以前参拝したことがあって、その時も人形流しをしてみたんです。でも、そのときはうまく流れず川底に沈んでしまったんで…。

でも今回は大成功!うまく流れて溶けていきましたw

ちなみに、うまく流れなくても穢れを落とす効果は変わらないそうなので安心してくださいね。

大國魂神社の御朱印

 こちらが大國魂神社の御朱印です。社務所にて300円でお受けしました。

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大國魂神社の所在地・アクセス

所在地  東京都府中市宮町3-1

アクセス

  • 京王線「府中駅」から徒歩5分
  • 南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩5分

 

以上、武蔵国総社、大國魂神社の紹介でした!

武蔵国の総社として、とても大きく立派な神社です。

私が参拝したのは今回で2回めで、前回は参拝者が多くてゆっくりとまわることが出来なかったんですが、今回は小雨がふっていて参拝者が少なめで、ゆっくりとまわることができました。

また、人形流しも今回はうまく流れて良かったですw

京王線府中駅からも南武線府中本町駅からも非常にアクセスしやすいので、ぜひとも参拝してみてくださいね!

 

あと、全然関係ないですが、更新期間が開いてしまったのは、某検定試験の勉強していたためです。

決して、艦これの初秋イベント、FGOのハロウィンイベントにかまけていた訳ではないですよwホントですよw

11月と12月にも某検定試験を受ける予定ですが、ブログも並行して更新したいですねぇ…。