軽井沢の鎮守様として古来から崇敬されている、長野県軽井沢町の諏訪神社(すわじんじゃ)の紹介です!こちらの諏訪神社の見どころは7本の御神木と指定文化財となっている社叢です。また、旧軽井沢通りから徒歩数分の場所に鎮座していて軽井沢観光の際に立ち寄るにも最適です。
諏訪神社の御由緒
軽井沢の諏訪神社は、創立された年代は不明ですが、軽井沢の開発が始まった頃、信州(ざっくり言うと長野県)一の宮、諏訪大社の御分霊を祀り、軽井沢の鎮守・産土の神として、古来より厚く崇敬されています。
軽井沢の開発といっても、近代の避暑地のことではなく、軽井沢は交通の要所であったため、宿場町としての発展のことかなーと思います。
諏訪神社の社格は、明治6年に村社となり、昭和21年には神社制度変革により神社本庁所属、昭和55年8月には長野県神社庁献幣使参同指定神社に昇格しました。
また、諏訪神社の社叢(しゃそう=神社の境内や社殿を囲む林)は軽井沢町指定文化財となっています。
諏訪神社の御祭神
諏訪神社の御祭神は健御名方富命(たけみなかたとみのみこと)です。
健御名方富命はお諏訪さまとも呼ばれ、狩猟や農耕の神とされています。
諏訪神社の参拝写真
鳥居・社叢・参道
旧軽井沢通りから雑貨店や飲食店の並ぶ細い道を抜けると、諏訪神社の鳥居が見えてきます。
社叢の注意書きを発見。
えーと…
- 樹木の下の草花を踏みつけない。
- みだりに樹木を折ったり、切らない。
- 樹木の近くで落葉などを燃やさない。
とのこと。そりゃそうだよねぇ…。あえて書かなくても守ってほしいものですけど、観光地に来てテンション上がって、やっちゃう人いるんだろうな。
木々に囲まれた参道を歩きます。参道はだいたい100mぐらいですね。
狛犬はわりと新しいもののような印象です。
手水舎周辺
社殿の手前には手水舎があり、お清めして社殿へ向かいましょう。
こちらは…神楽殿、ですかね。
稲荷社も発見。こちらももちろん参拝します。
相撲の土俵もありました。
御祭神は相撲と縁のある神様なので、こちらの諏訪神社にも土俵があるんだと思います。
拝殿
こちらが諏訪神社の拝殿です!
本殿は軽井沢が宿場町として最も繁栄した元禄時代(1700年頃)に再建されたものとのことですが、拝殿も同様なのでしょうか。
諏訪大社は拝殿の巨大なしめ縄が有名ですが、こちらの諏訪神社にも太いしめ縄がありました。
鬼瓦と、屋根の彫刻もきれいですね。
御神木
境内には御神木として、しめ縄が巻かれた大きな7本の木があります。
中でも特に大きな木は拝殿の手前にあるこちらの御神木です。
二股にわかれているのが特徴的ですね。
神樹守という、御神木の力を込めたお守りの紹介看板も掲げられていました。
他の御神木も立派ですねぇ…。
諏訪神社の御朱印
こちらが諏訪神社の御朱印です。300円でお受けしました。
諏訪神社の所在地・アクセス
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢旧軽井沢865
アクセス
- JR新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」からバス5分で旧軽井沢へ。旧軽井沢入り口ロータリーからは徒歩で約10分で到着です。
以上、軽井沢町の鎮守、諏訪神社の紹介でした!
私が参拝したのは平日でしたが、旧軽井沢通りは平日でも観光客がたくさんいて、しばらく歩いていると少々疲れてきます。食べ歩きとか楽しいんですけどねw
今回の諏訪神社は人混みから離れた静かな場所に鎮座していますので、旧軽井沢観光の合間にのんびりと参拝するのもおすすめですね。
以前の記事にも書いていましたが、10月から12月上旬にかけていくつか検定試験を受けていました。勉強時間を確保するため、あまり寺社巡りやブログ更新が出来なかったんですが、ようやく勉強から解放されたのでペースあげていきたいですね。でも積んだガンプラも組み立てたいなぁ…w