江ノ電江ノ島駅からほど近い、創業110年の老舗お土産店、玉屋本店さんの紹介です。名物の「玉屋の羊羹」は、神奈川の指定銘菓にも登録されています。さらに、2020年3月からは店内で羊羹が楽しめるカフェ営業も開始されています。
玉屋本店
玉屋本店は、明治45年(1912年)開業の老舗お土産店です。
なんと今年2022年で、ちょうど開業110年ですね。
開業は江ノ電の開通と同時で、江ノ島詣のお土産店として人気があり、それは変わらず今も親しまれています。
また、令和4年(2022年)の3月には、店舗を改装し、カフェスペースがオープンしました。
まだ続くコロナ禍で、カフェを新設するって英断ですね。
今回は、その新しくできたカフェスペースで羊羹とコーヒーを味わってきましたよ。
参拝記録
アクセス
玉屋本店は、江ノ電江ノ島駅から、江ノ島へ一直線に結ばれた洲鼻通りに面しています。
最寄りは江ノ電江ノ島駅ですが、小田急線の片瀬江ノ島駅や湘南モノレールの江ノ島駅からも徒歩数分です。
店舗外観
玉屋さんの店舗外観はこちらです。
店舗建物は、昭和10年(1935年)に建てられた歴史ある木造の建物で、なんと令和2年(2020年)4月には国の登録有形文化財に指定されました。
なお、登録から2年後の2022年3月にリフォームされて、カフェスペースを設けたり、店舗前面を改装しています。
登録有形文化財ともなると、リフォームにもいろいろ制限があるんだろうな…。
建物の躯体には手を付けられないでしょうね。
よく見ると、石の壁が引き戸のレールに当たらないようになってますね。
「玉屋のようかん」の大きな看板はそのまま、外からも見える店内は老舗の貫禄が残されていて、良いリフォームですよね。
昨年江ノ島周辺を訪れたときは以前の店構えでしたが、たまたま通りかかってキレイになっていたので、今回思わず入ってみました!
店内
こちらが入口正面のお土産羊羹コーナーです。
羊羹の種類は定番のもので、のり、本煉、大納言(あずき)、本栗、大栗、江ノ島(のり+塩)がラインナップされているようです。
私は栗羊羹が好きなんですが、やっぱり、お土産としては江ノ島羊羹が一番人気なんでしょうか?
テーブル席からの店内の様子です、和風の天井ですが、吊り下げられた電灯がオシャレですね。
ちなみに、奥は作業場になっていて、ここで羊羹が作られています。
玉屋の羊羹は、昭和24年10月に、神奈川県の指定銘菓に登録されています。
店内には立派な神棚も祀られていて、老舗の風格に非常にマッチしていますね。
神社巡りを始めて以来、店内に神棚を祀っているお店は好印象です。
店内の席は、対面の二人掛け席が4席と、奥の座敷です。
テーブルからは、洲鼻通りを通る人の賑わいを見れます。
外は観光客の楽しそうな声、引き戸を一枚隔ててこちら側は静かな雰囲気で、ギャップが心地良かったです。
奥の座敷も風情がありますね、複数人で来店したら座らせてもらえるんでしょうか?
座敷入り口の上部には、表彰状が掲げられていました。
どうやら、のり羊羹が表彰された時のもののようですね。
指定銘菓の羊羹を食べる
さぁ、ついに神奈川県の指定銘菓にもなっている羊羹をいただきますよ!
こちらが玉屋さんのお品書です。
飲み物にプラスして羊羹を注文する形式ですね。
私はコーヒー+羊羹のセット(600円)で注文しました。
チョコ羊羹も気になったんですが、また今度で。
なお、羊羹の種類は選べません。
本日の羊羹は、栗羊羹とのり羊羹の2種類でした。
のりが入った羊羹は初めて食べましたが、さっぱりしていて美味しいですね!
さらに、江ノ島という海に近い地域柄、雰囲気もマッチして美味しさアップです。
鎌倉・江ノ島・大船あたりはよく来るのでまたお邪魔したいと思います!
今回はお土産で、ミニ羊羹5本セット(1,000円)を購入しました。
食べくらべにちょうどいいですね。
所在地等
所在地 神奈川県藤沢市片瀬海岸1-9-10
アクセス他
- 江ノ電「江ノ島駅」徒歩すぐ
- 湘南モノレール「江ノ島駅」徒歩3分
- 小田急線「片瀬江ノ島駅」徒歩7分
- 電話番号 0466-22-4057