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今こそ近所の【氏神神社】を大切にしよう!氏神さまとは?氏神神社の調べ方とは?

年明けてすぐ、新型コロナウイルス対応のため、11都府県で緊急事態宣言が再び発令されてしまいました。いくらマスク等の感染対策していたとしても、遠出して、混雑した寺社へ参拝するのも心配ですよね…。そんな時こそ、買い物帰りや仕事帰りにも参拝できる、近所の氏神神社(うじがみじんじゃ)に参拝しましょう!

 

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氏神さまとは

氏神さまの歴史について、簡単に紹介します!

かつて氏神さまは、同じ氏族が共同で祀った祖先神や守護神のことを言いました。

さらに、それぞれの地域で祀る神様として、産土(うぶすな)さま、鎮守さまといった言葉もあり、産土さまは人々が生まれ育った土地の守護神のこと、鎮守さまは国や地域など一定の区域を守護する神様のことです。

これらの神様は時代の流れとともに、境目が無くなってきて、同じ意味合いで使われることが多くなりました。

現在の氏神さまは、その地域(氏子区域)を守ってくださっている神様のことをいい、その氏神様を祀っているのが氏神神社です。

氏神さまを大切に

人気があってきらびやかで大きい神社は魅力的ですが、自分の住んでいる地域を守ってくれているんですから、氏神さまは特に大切にしていかなくてはいけないなと思います。

かく言う私も、寺社めぐりを始めて数年たちますが、実は近所の氏神神社には年に1、2回ぐらいしか参拝していませんでした。

しかしこのコロナ禍で、遠くだったり混雑した場所への外出がリスクとなっていることをきっかけとして、氏神さま、氏神神社の重要性を感じて、今では月に数回は、出勤前や休日朝早く起きたときに参拝を心掛けるようになりました。

参拝して何をお願いするわけでもなく、ただ、日ごろの感謝をお伝えするようにしています。

朝早くの参拝は、気持ちがスッキリしますね。

さらに、境内のゴミ拾いなんかしても、氏神さまに喜んでもらえるんではないでしょうか?

また、七五三などの人生の節目のイベントや、地鎮祭の依頼や安産祈願などの御祈祷も、氏神さまで行うことが良いとも言われていますよ。

氏神さまと初詣の関係

もう2月になってしまいましたが、ちょっと初詣の話題を。

例年皆さんは初詣はどちらの神社に初詣に行きますか?

今年(令和3年)は例年よりもだいぶ参拝者数は少なかったと思いますが、東京の明治神宮には初詣として毎年300万人が訪れているそうです。テレビでも毎年紹介されていますね。

私も、今年は帰省できませんでしたが、正月は実家に帰省して、車で30分ほどの香取神宮にお参りするのが毎年恒例だったんです。

大きくて有名な神社って、初詣期間は出店が出ていたりして楽しいんですよねw

香取神宮も参道の両側に出店が出て、じゃがバタや唐揚げ、お団子etcの食べ歩きができましたね。

子供のころは、神様へのお参りよりも、そっちのが楽しみでしたw

そんな、皆さん思い思いの神社に参拝し楽しんでいる初詣ですが、その起源はそもそもどんなことなのか調べてみました。

初詣の起源となったと考えられている風習に、かつて年籠りというものがあったそうです。

年籠りとは、年末から正月の期間、無病息災を願い、家長が氏神神社に籠る風習のことで、それは時代が進むにつれて、大晦日の夜の除夜詣と、元日朝の元日詣に分かれて、その元日詣が現在の初詣の原型になりました。

さらに、鉄道網が発達した明治時代中期になると、鉄道会社と神社が組み、初詣の新習慣を定着させるためのキャンペーンを行いました。

このタイミングで、住んでいる地域の氏神さまとは関係なく、大きくて有名な神社へ初詣参拝するのが一般的になってきたんですね。

初詣はそもそもは氏神さまへの年末年始の祈願だったということで、来年以降新型コロナがどうなってるのかわかりませんが、混雑する有名神社ではなく身近な氏神神社へ初詣して、あとはゆっくりお家で過ごすのも良いと思いますね!

といいつつ私は、今年は近所の氏神様へ初詣した後、1つ前の記事で紹介した記念艦三笠へ行ってみました。

遠出しとるやないかーい!と自分でもツッコミいれたくなりますが、三笠…、人混みは避けてる、海風で換気も良い、電車も混んでなかった、よし大丈夫w

氏神さまの調べ方

通信技術が発達したこの現代社会ですからね、基本的にインターネットで調べればOKです!

ネットを使った調べ方としては、

①「氏神 住んでいる市町村」で検索

この方法でバシッと候補がでてくれば、一番簡単ですね。

電話番号が記載されている場合には、連絡して確認してみても良いと思います。

連絡先がわからない時は、各都道府県の神社庁に問い合わせるのも手です。

また、直接参拝してみると、境内の御由緒書などにこの地域の氏神神社である旨が書かれていることもありますね。

②ネットの地図で検索

グーグルマップなどのネット地図サービスを使って、自宅周辺にある神社を確認します。

数社ある場合には、①と同じように連絡してみるか、直接参拝して境内をチェックしてみましょう。

③神社庁のサイトで検索

各都道府県の神社庁のサイトのうちいくつかには、氏神さまの検索機能が備わっているものもあります。

私が住んでいる神奈川県の神社庁サイトには検索機能があったので、この方法で私は氏神神社を確認しました。

なお、①~③を通しての注意点としては、神社庁に所属していない独立した神社もあるので、その場合には神社庁に所属している神社が氏神神社として紹介されたり、連絡先を聞いてもわからないと言われる可能性もあります。