日傘といえば女性が使っているものというのが世間一般的ですね。しかし、異常気象とも言えるレベルの暑さに耐えかねて、おじさんですが日傘を試してみることにしました!まだ男性の日傘は一般的ではない、というかかなり珍しいのですが、実際に使ってみるとかなり快適でしたので、メリットや使ってみての感想をまとめてみます。
日傘をさそうと思った理由
私が日傘をさそうと思った理由をあらためてお話すると、ひとえに今年(平成30年)の夏の暑さが異常気象レベルで、寺社めぐりしててかなりキツかったからです。
今年は梅雨明けが例年よりも20日ほど早く、また、7月中旬から連日猛暑日が続き、観測史上最高気温を更新している地域もかなりありました。
熱中症で体調を崩す方も、例年とは比較にならないほど多いそうです。
でも、日傘をさしているのはやっぱり女性が大多数ですよね?
男性でも日傘をさしている人がいるというのは数年前から聞いたことはありましたが、
実際にさしている方を見たことはありませんし、もちろん職場でも居ません。
平日の昼間に都心にいくことはほとんど無いのでわかりませんが、もしかしたら都心のほうは日傘さしている男性はポツポツと居るんでしょうか…?
そこで、実際に使っている男性に日傘の感想を聞くことは無理そうなので、興味本位で自分で試してみることにしました!
日傘の効果・メリット
ここで、男性でも日傘をさした際の効果やメリットを考えてみました。
熱中症対策
男性が日傘をさす一番の理由はこれですね。
日傘をさすことによって、体感温度がグッとさがるので、体温上昇や発汗を防げます。
ゲリラ豪雨対策
夏の時期はゲリラ豪雨にも気をつけないといけませんね。
晴雨兼用の日傘を持ち歩けば、急なゲリラ豪雨にも対応できます。
日焼け防止
女性だと、日傘をさす理由は日焼け防止のためという方が大部分だと思います。
男性だと日焼け防止のためにさすという方は少ないかもしれませんが、でもやっぱり過度に直射日光に当たるのも良くないと思うんですよ。
でも日焼けしてるほうがカッコいいという方は、ビーチとか夏っぽいところに遊びに行った先で心置きなく焼くようにして、日常生活では日傘さして熱中症と日焼けを防止しておきましょ。
髪型も崩れない
私はほぼボウズに近いベリーショートなのでガッツリと髪をセットすることはあまりないんですが、 ビシッと髪をセットしている方にも日傘はオススメです。
せっかく髪型セットしても帽子かぶったら崩れますからね。
また、発汗が抑えられるので、髪型が崩れるのを遅らせることも期待できます。
デメリット
デメリットといえば、やっぱりまだ一般的ではないので最初のうちは抵抗を感じることと、荷物が増えることぐらいでしょうか?
でも、これらは慣れればどうっていうことはないと思います。
日傘の選び方
日傘を持つにあたって、どんなタイプがいいのかというのも考えてみました。
- 折りたたみタイプ
- 晴雨兼用
- 遮光率・遮熱率が高い
- デザインが自分好み
こういった条件がそろっているものが良いと思います。
もっとも、「日傘 男性用」 でネット検索すると、これらの条件がそろったものがズラッとでてくるので、その中から選んでみてくださいね。
なお、折りたたみタイプのほかに、一本傘タイプもありましたが、バッグにしまえる折りたたみタイプが便利かなーと思います。
男性の日傘がもっと普及してきて、ファッションの一部になるようになれば、持っているだけでかっこいいデザインの一本傘タイプもいいですね。
日傘で実験(素人)
日傘をさすことによって実際どれくらい温度に影響があるのか、ものすっごい簡単に実験してみました。
実験といっても温度計(100均)を直射日光の当たる日なたに置いて温度を測っただけですがw
まず、温度計を10分ほど直射日光に置いていてみたところ、なんと50℃!
50℃どころか、針が振り切れて計測不能ですね。
で、次に日傘で温度計を覆って、直射日光をさえぎってみました。
すると…、10分後には40℃まで下がっていました!
さすがに実験方法が簡素にも程があるので厳密な数値ではありませんが、温度が下がっているのは間違いないですね。
日傘を実際にさした感想
私が実際に日傘をさして炎天下を歩いてみた感想です。
使用している場面は、ビジネスシーンではなく、プライベートの外出の場面です。
事務職なので、炎天下の中を歩くことが仕事中ほぼなくて…。
いやぁ、正直、使い始めるまでは半信半疑でした。
でも、いざ使ってみると炎天下の中を歩く辛さがぜんぜん違う!
これまでは、帽子はかぶっているので頭部への直射日光は防いでいましたが、上半身全体を直射日光から守れると、こんなに快適だとは…。
うん、日陰を持ち歩けるって最高だわwww
やっぱり、直射日光って当たってるだけで体力奪われてるんですね。
真夏の直射日光の中を歩くって、ド◯クエで例えるなら毒の沼地を歩いているようなものですね。歩くだけでダメージ受ける。
あとは、男性の日傘をさすにあたって一番気がかりなのは、人の視線ですよね。
実際に日傘さして町中をふらふら歩いてみて、小中学生、高校生、学生さん、サラリーマン、主婦、おじいちゃん、おばあちゃんなどいろいろな人と行き交いましたが、別に笑われたりすることはなかったですね。
使ってみてわかったのは、日傘は遮光率高くて傘の下は暗いので、おそらく他人からこっちの顔はあんまり見えないと思います。
とくに私の買ったものは内側が黒いのでその効果は高いのかも。
むしろ気になったのは、日傘無しで普通に歩いている人の表情です。
皆さん、直射日光の暑さと眩しさでかなり辛そうな表情を浮かべていました。
ニコニコしている人はめったにいない。
一方、日傘さしてるこっちは、暑さはともかく直射日光は防げているおかげで余裕の表情で歩けているので、はずかしいどころか逆に優越感を感じましたw
男性の日傘が普及するには?
自分で使ってみて、これはいいものだと実感したので、男性の日傘はもっと普及してほしいです。
埼玉県庁では、男性の日傘を広めるため、「日傘男子広め隊」を結成し、普及活動を行っています。
ネーミングはともかく、行政が普及活動を行っていくのは良いことですね。
普及する方法、あとは、人気の俳優さんに日傘を使ってもらうことでしょうか。
メディアの影響力って大きいですからね。
福◯蒼汰くんや竹内◯真くんが使いはじめたら、かなり広まるんじゃないかなー。
あとはもう少し年齢が上でいうと、岡◯准一さんとか福山◯治さんとか反町◯史さんとか。
(個人的にかっこいいと思う男性芸能人を挙げてみました)
以上、男性の日傘についてでした。
実は昨年の夏、鎌倉の七福神を徒歩で巡拝したんですが、海岸沿いなど日陰がない場所を歩くのはかなりキツかったです…。
日陰を求めて歩道を左右にフラフラと行ったり来たりしてましたね。
今年も夏のうちに鎌倉に寺社めぐりに行こうと思っているので、日傘使ってみるのが楽しみです!