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令和2年でちょうど鎮座100年、渋谷区代々木【明治神宮】へ参拝!参拝するなら今年!

初詣では例年日本一の参拝者数を誇る、全国的にもかなり有名な明治神宮(めいじじんぐう)に参拝しました!なんと、明治神宮は令和2年でちょうど鎮座から100年ということで、境内に記念のモニュメントやパネル、限定御朱印があり、参拝するなら今年がおススメです!今は10月下旬、もっと早く紹介すれば良かったんですが…

 

 

御祭神

明治神宮の御祭神は、第122代天皇天皇の明治天皇と、明治天皇の皇后の昭憲皇太后です。

明治天皇は、嘉永5年(1852年)に京都でお生まれになりました。

父である121代孝明天皇が崩御したため、明治天皇が即位したのは慶応3年(1867年)、なんと14歳の時だったそうです!

庶民の私と比べるのはおこがましいですが、14歳っていったら、私なんか世の中のことなんかまるでわからずのほほんと過ごしてましたよ…。

明治時代といえば、学校で習った歴史でも、激動の時代だったという覚えがあります。

幕府による武士の時代がおわり、天皇を中心とした政治体制を築いたり、五箇条の御誓文の制定による民主主義の基本理念を考案したり…。

明治天皇は西洋文化の取り入れについても積極的だったようですね。

もう1柱の御祭神、昭憲皇太后は、社会福祉や、世界の王族や貴族とも渡り合えるような近代女子教育を推し進めました。

現在のお茶の水女子大の前身である東京女子模範学校を設立の際には、多額の寄付(下賜)をされたそうです。

御由緒

明治神宮は大正9年(1920年)の創建で、令和2年(2020年)でちょうど鎮座100年です。

明治45年に明治天皇、大正3年に昭憲皇太后が崩御されましたが、それを受けて、御祭神を崇敬する国民の気持ちによって明治神宮は創建される運びとなりました。

なお、当時の国民からは、御祭神を讃える事業として、銅像・記念館・図書館・美術館・病院・公園など様々なことが提案されたそうですが、最も多かったのは神社だったそうです。

鎮座地は、御祭神とゆかりの深かった南豊島御料地(皇室の所有地)に決定し、大正5年から工事が開始し、全国から11万人もの青年団が奉仕して大正9年に鎮座となりました。

明治神宮周辺は見事な杜(森林)になっていますが、これは自然林ではなく創建の際に整備された人工林です。

明治神宮ができる前の南豊島御料地(皇室の所有地)は荒地のような状態でした。

御祭神を祀る厳かな杜を作るため、林学・造園学の専門家が集められ、永遠の杜づくりが計画されました。

造営工事は大正4年から開始し、全国から植樹する木が奉納され、全部で約10万本が集まったそうです。

御朱印

 

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今回いただいた御朱印は、こちらの鎮座百年祭記念のものです。

 

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こちらは昨年いただいた通常の御朱印で、皇紀(神武天皇が即位した年を元年とした年の数え方)での年数が記されています。

皇紀は、西暦に660年を足すと算定できるので、令和2年は2020+660年で皇紀2680年になりますよ。

参拝記録

アクセス

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今回はJR原宿駅から参拝開始しました!

明治神宮には、他にもJR代々木駅や、小田急線の参宮橋からも徒歩数分で到着できますが、原宿駅の西口から出ると、すぐ目の前に南側の鳥居があるのでおススメです。

南参道(原宿口)

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では、原宿駅西口からでてすぐの、南側の鳥居をくぐって参拝開始します。

 

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この先にある第二の鳥居が、木造の明神鳥居では日本一大きいと言われていますが、こちらの南側の鳥居も十分大きいですよねぇ…。

 

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参拝客のほぼいない参道を進んでいきます。

有名で人気のある神社なのにこんなに空いてるの?と思われた方もいらっしゃると思いますが、私は今回は早朝参拝しており、現在はなんと朝7時前です!

有名で参拝客の多い神社は早朝に参拝するに限りますね。

社務所が開いてないのだけが唯一困った点ですがw

 

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南参道には芸術作品がいくつか展示されていましたね。

こちらは、松山智一氏の「Wheels of Fortune」という作品ですね。

 

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こちらは明治神宮ミュージアムといって、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を展示するため令和元年10月に建てられた建物です。

いまは一時的に休館していて、令和2年10月17日から特別展「明治神宮の鎮座」が開催されるとのこと。

 

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こちらは名和晃平氏の「White Deer」

 

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さらに進むと、フォレストテラス明治神宮というレストランとお土産屋となっている建物があります。

早朝なのでまだ開店前ですが。

 

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神社では日本酒の酒樽が並んで積まれているのをよく見かけるんですが、明治神宮では珍しくワイン樽が奉納されていました。

明治天皇は西洋文化を積極的に取り入れていて、ワインは特に好物だったそうですよ。

 

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日本酒の酒樽もお向かいにありますよ。

 

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ワイン樽、酒樽を抜けると大鳥居が見えてきました!

大鳥居

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いや~、大きいですね!さすが、木造の明神鳥居の中では日本一の大きさといわれる鳥居です。

鳥居の高さは12m、柱と柱の間は9.1m、柱の径1.2m、笠木(一番上の部分)は17mとなっています。

 

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大鳥居手前には、鎮座地のビフォー(100年前)とアフター(現在)の比較写真パネルがありました。

100年前はまさに雑木林といった様子でしたが、建立が計画されてからは整地や植樹が施されて、現在の広大な森林となっているんですね。

令和2年で鎮座100年!

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大鳥居をくぐった先の参道には、鎮座100年を記念したモニュメントやパネルが展示されていました。

 

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100年モニュメントには、明治神宮創建のきっかけが記されていました。

御由緒の項目でも紹介した通り、国民の希望により明治神宮は創建される運びとなったんですね。

 

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100年パネルの先には、明治天皇の即位から崩御、昭憲皇太后のご功績、近代国家へと成長する明治時代について、明治時代の偉人、明治神宮の創建について等、明治天皇や明治時代について知ることができる、興味深い深いパネルがいくつも並んでいました。

楼門周辺

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参道はもう少しだけ続きます。

明治神宮の参道は途中に直角コーナーがある、変わったタイプの参道ですよ。

 

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新型コロナ対策として、手水はこのような竹の穴から水がでてくるタイプになっています。

 

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本来の手水舎はこちらです。大勢の参拝客がきても安心な大きさの手水鉢です。

はやく、この手水鉢でお清めできる日がくるといいですよね。

 

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手水舎の先には第三の鳥居があります。前の2つの鳥居からすると少し小さめですね。

 

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第三の鳥居のすぐ先には立派な楼門があります。

今の時期だけの特別版の装飾になっていて、鎮座百年祭の提灯が飾られていました。

 

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扉には、皇室ゆかりの紋が施されていました。

拝殿

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こちらが明治神宮の拝殿です!楼門をぬけると真正面に鎮座しています。

かつての社殿は戦火で焼失し、現在の社殿は昭和33年(1958年)に復興したものです。

参拝した時間はまだ7時半ぐらいだったので、参拝客が少なくて良いですねぇ。

昼間の時間にも参拝したこともあるんですが、やっぱり人気があってアクセス◎の神社なので人込みがすごいんですよ。

いや~、朝早い時間の参拝は良いですね!

でも、もっと早い時間だったら、ひとっこひとり居ない独占状態で参拝できるのでは…?やってみようかな…(ゴクリ…)

ちなみに、もっと近づいて写真撮れよって思われるかもしれませんが、拝殿付近は撮影禁止になっているんです。

なので、あまり近づいて写真撮ると警備員さんに注意されてしまいそうでw

まぁ…こういったブログ書いておいてアレですが、他の寺社でもあんまり社殿やお堂の内部までバシャバシャ撮影するのも良くはないんだろうな~と思って控えめにしています。

御神木

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拝殿の左右にある御神木もみていきます。

両側とも、かなりの巨木ですね。

向かって右側の御神木は絵馬掛けにぐるっと囲まれていて、絵馬に書かれた願いを一手に引き受けてる感じがしてストレスすごそうw

 

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左側の御神木はなんと夫婦楠になっていて、縁結びや夫婦円満の象徴となっていますね。

社務所・長殿

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拝殿を離れ、東側の門から出ると長殿(ながどの)と呼ばれる建物があり、こちらで御朱印やお守りの授与を行っています。

朝9時からなので、まだ閉まってますね。

 

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長殿の横は休憩スペースになっていて、そこには明治天皇の御生誕から崩御までの出来事を描いた絵画と、五箇篠の御誓文(民主主義の基本と、普遍的な理念を唱えたもの)の案内が展示されていました。

 

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長殿のお向かいには社務所があります。

昨年参拝した時はこちらの社務所の地下階で御朱印いただいた記憶があるんですが、地下は空気がこもりますからね。

新型コロナの感染予防として、外の長殿で授与するようになったのかなと思います。

鎮守の森を散策

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明治神宮は、社殿を中心に広がった広大な鎮守の森も素晴らしいです。

広さは70万㎡と広大なものとなっていますが、太古からの自然林ではなく、創建にあたって全国から献木された約10万本の木を植樹してできた人工林です。

なんせ100年前は特に何もない雑木林でしたからね…。

人工林とはいえ100年も経っていて、もう代々木の地域を代表するような素晴らしい森になっていますね。

ちなみに、植樹された樹木の種類は、一般的な杉や檜ではなく、椎や楠、樫などの照葉樹が中心です。

これは、造営が始まった大正時代にはすでに東京では公害が進んでいて、さらには土質が関東ローム層の代々木では、100年先を見越した結果、照葉樹でないと育たないと結論づけられたためです。

当時の判断、正解ですね。立派に育ってます!

 

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散策路もしっかりと整備されていて心地よいですねぇ。

社殿の周りを1周ぐるっとまわろうとするとだいたい1時間ぐらいでした。

ここ数か月、コロナのせいで、あんまり外気を吸い込みたくないなぁというのが無意識のうちにあって、心なしか呼吸が遠慮がち(?)だったようなするんですよね。

でも、早朝の、ほとんど誰もいないような鎮守の森ですからね、ここぞとばかりに全力で深呼吸してみましたw

鎮守の森を満喫した後は、数年前にテレビで取り上げられて人気のスポットになっている、清正の井戸のある明治神宮御苑に向かいます!

所在地等

所在地  東京都渋谷区代々木神園町1-1

アクセス他

原宿口

  • JR山手線「原宿駅」から徒歩1分
  • 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)駅」から徒歩1分

代々木口

  • JR線・都営大江戸線「代々木駅」から徒歩5分
  • 東京メトロ副都心線「北参道駅」から徒歩5分

参宮橋口

  • 小田急線「参宮橋駅」から徒歩3分

①~③の所要時間は、近くの鳥居までの時間なので、そこから社殿まではそれぞれ+約10分を見込んでくださいね。

  • 駐車場有(ただし混雑が予想されるので公共交通機関がおススメ)
  • 電話番号  03-3379-5511
  • 開閉門時間  日の出、日の入りに合わせて月ごとに変動
  • 授与所  9時から閉門まで